2011年4月某日、某公園に寄ってから大阪城公園へ。
最初に寄った公園は何も期待していず、素通りして大阪城公園へと行くはずだった。
しかし公園を出ようとしたとき、視界にはいっている樹々が妙に気にかかったので
自転車を止め、林の中に目を凝らしてみた。
…青い鳥がいる…まさか…こんなしょぼい公園にオオルリ?
カメラをすぐに取り出し、林の中を音をたてずに入った。
しゃがみこみ、息を殺して数十秒…見つめていた遠くの枝に青い鳥が留まった。
…オオルリに間違いない!シャッターを数回押しただけで飛び去ってしまった。
だいたい現場であせったときは、SSもISO感度も露出補正も考える余裕がない。
ほとんどの画像が暗くてブレていた。
しかし、ここの公園は誰にも知られてはいけない、自分だけの秘密の場所となった。
その後、コサメビタキやシジュウカラとも出会った。
※基本的には野鳥保護のため、撮影や観察した場所を公にしてはいけない。
(野鳥で有名な大阪城公園などはこの限りではない)
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興奮冷めやらぬ状態で、秘密の公園を出て大阪城公園へ向かった。
いつもどおり「飛騨の森」から入り、奥へ進むと、
すれ違うバーダーが普段よりはるかに多い。これは期待できると足早になった。
「音楽堂西通路」で20人くらいのバーダーの集団を発見。
近づいてみんなのレンズの先を見ると、暗くて遠い枝にオオルリがいた。
あまり気が進まなかったが、集団の端に仲間入りして数枚撮影。
集団での撮影はワクワク感がないのが残念。
帰ってから確認すると、やっぱりブレていた。
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