2012年2月某日、某公園。
池のほとりを探鳥してると、どこからかカタカタカタッと
カスタネットを早打ちしているような音が聞こえてきた。
何の音だろうと考えていると、またカタカタカタッと聞こえる。
見上げると松の木の上にアオサギがいた。
クチバシを激しく叩き合わせて音を出すクラッタリングという行為らしい。
威嚇や求愛行動、仲間との合図の時に出す音で、おそらく威嚇されていたのだと思う。
かなりの早打ちで音も大きいので側でいきなり鳴らされるとびっくりする。
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アオサギのクラッタリングを聞いて、しばらくすると今度は
「チャッチャッ」というウグイスの地鳴きが聞こえた。
ウグイスは色も地味で、いつもヤブの中にいるので昔から見つけにくいことで有名。
昨年の夏も山道の途中で「ホーホケキョ!」と大きな声で
目の前3m程で鳴いているのに見つけられず断念したこともある。
今回も確実に鳴き声のする方を探しているのに、なかなか見つけられない。
日も暮れてきて、薄暗いブッシュの中を目を凝らしてやっと見つけた。
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