2011年5月某日、後半。
大阪城公園に着いて、お気に入りの場所、豊国神社の裏へ。
そこで出会ったバーダーさんが「博物館の所にミゾゴイがいるらしい」
と教えてくれた。(ミゾゴイ?聞いたこともない)
さっそく駆けつけてみると、そこにはバズーカ砲の様なレンズがズラリと並んでいた。
樹の上を見上げると、奇妙な模様の鳥が…
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ミゾゴイが留まっている樹のまわりには、たくさんの望遠レンズが取り囲んでいるので
一般の観光客も「なんだなんだ」と集まり、ちょっとしたお祭り騒ぎになった。
帰ってから「ミゾゴイ」をネットで検索した。(観察難易度7)
山間部や里山の林でひっそりと暮らし、姿を目にすることがほとんどないらしい。
レッドデータブックには「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」
として絶滅危惧Ⅰ類(イリオモテヤマネコと同じランク)に分類されている。
推定個体数は約1000羽。絶滅だけは何とか免れて欲しい…
博物館を後にして飛騨の森へ行くと、そこにも灌木を取り囲むバーダーがズラリ。
何が出て来るのか端の方に仲間入りをして待つ事約30分。
いっせいにシャッター音がバシャバシャッ!と鳴り出した。
赤い喉がきれいなノゴマ(観察難易度3)が出てきた。
ノゴマが引っ込んだあとに、今度はコルリ(観察難易度4)が出てきた。
観察難易度の高い野鳥や絶滅危惧種まで飛来する大阪城公園…恐るべし…
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薄暗い飛騨の森にきれいなツツジらしい花が2種類咲いていた。
そこだけに日が差し込んで、白と赤のコントラストが強烈だった。
しかし植物や花の知識がないので名前がわからず残念。
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